トランプ氏、元側近の刑免除 「ロシア疑惑の被害者」

トランプ政権
2020/7/11 13:39
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ロジャー・ストーン被告は2016年の大統領選でトランプ大統領の顧問を務めた=AP

ロジャー・ストーン被告は2016年の大統領選でトランプ大統領の顧問を務めた=AP

【ワシントン=中村亮】米ホワイトハウスは10日、トランプ大統領が禁錮3年4月の実刑が確定していた元側近のロジャー・ストーン被告の刑を免除したと発表した。トランプ氏が不公平だと非難するロシア疑惑の捜査の「被害者」だからだと理由を説明した。身内を守る措置に野党・民主党は強く反発した。

ロシア疑惑ではトランプ氏の元側近が起訴されたり実刑判決を受けたりしているが、トランプ氏がその側近の刑を免除するのは初めて。ストーン被告は14日に収監される予定だった。同被告は2016年の大統領選でトランプ氏の顧問を務めた。

ホワイトハウスは声明で、16年の大統領選でトランプ氏の選挙陣営とロシアが共謀した疑惑の捜査をめぐり「特別検察官が根拠のない捜査をしなければストーン被告は実刑判決を受けることはなかった」と主張した。ストーン被告は連邦法が禁止する外国勢力への選挙支援要請ではなく、連邦議会に偽証したことなどを理由に起訴されていた。

民主党のアダム・シフ下院情報特別委員長はツイッターで「正義や法の支配に対する大きな打撃になる」と批判した。「トランプ氏は今回の行動で私のために偽証や隠蔽、捜査妨害をしてくれれば、あなたを守るというメッセージを発した」と警鐘を鳴らした。

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