事故ゼロ願い慰霊碑設置 池袋・車暴走2人死亡

社会・くらし
2020/7/11 11:41
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除幕された慰霊碑を見る松永拓也さん(11日午前、東京都豊島区)=共同

除幕された慰霊碑を見る松永拓也さん(11日午前、東京都豊島区)=共同

東京都豊島区東池袋で2019年4月、乗用車が暴走し松永真菜さん(当時31)と長女、莉子ちゃん(同3)が死亡した事故で、同区が、現場近くの公園に被害者を追悼する慰霊碑を設置し、11日に除幕式を開いた。

松永さんの夫、拓也さん(33)や警視庁の関係者らが参加し献花。拓也さんは「最愛の妻と娘の命を失った。一瞬で被害者、加害者になってしまうのが交通事故だ。同じ思いをする人が出ないよう啓蒙活動を続けたい」と決意を語った。

慰霊碑は「未来へのつぼみ」をイメージした球体で、交通事故ゼロへの願いを込めた。全国から同区に寄せられた1千万円を超える寄付金を設置費用に充てた。式は事故から1年となる4月に開く予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大を受け延期されていた。

事故は19年4月19日昼に発生。車が赤信号を無視して横断歩道に突っ込み、松永さんと莉子ちゃんが死亡、9人が重軽傷を負った。車を運転していた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(89)は自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で今年2月、在宅起訴された。〔共同〕

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