「ながら歩き」避けて! 性被害防止、大阪府警が動画

2020/7/11 11:07
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強制わいせつ事件の発生が東京都に次いで全国で2番目に多い大阪府。被害の多い夏の到来に合わせ、大阪府警が防止策をまとめた動画をインターネット上で公開した。スマートフォン操作などの「ながら歩き」を避け、帰宅時は後ろを振り返り警戒するなどの注意点を挙げている。

耳にイヤホンをつけ、スマホを操作しながら夜道を歩く女性に後ろから近づく不審者。女性が肩をたたかれたところで、制服姿の警察官が「スマホのながら歩きはやめましょう」と呼びかけた。府警が6月、動画投稿サイト「ユーチューブ」で初めて公開した強制わいせつから身を守るポイント解説の一場面だ。

スマホを見たり、音楽を聴いたりする「ながら歩き」は画面や音楽に意識が傾き、周囲に不審者がいても気づかない恐れがある。

帰宅時にも不審者に注意が必要だ。オートロック式のマンションでも不審者が住人の直後に続いて侵入することがある。後ろを振り返り、周囲を確認することが有効としている。防犯ブザーの携帯も呼びかけている。

府警によると、府内の強制わいせつ事件の発生件数は2010~17年に8年連続で全国最多だった。19年の件数は605件で、ピーク時の13年(1349件)の4割超に減ったものの、18~19年は東京都に次いで全国で2番目に多かった。

大阪府内では、男が帰宅する女性に駅で目を付けて尾行し、割り出した自宅マンションの廊下で待ち伏せしていた事件も発生している。

府警府民安全対策課は「夏場は女性は夜間の不審者に気をつける必要がある。日ごろから身を守るために不審者への警戒意識を高めてほしい」と話している。

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