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米で木材価格が急騰、4月から2倍 コロナでDIY特需

(更新)

【シカゴ=野毛洋子】米国で自宅改装などDIY需要が増え、木材価格が急騰している。指標となるシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の先物価格は今年4月から約2倍に跳ね上がった。

CMEの先物価格は、新型コロナウイルスの感染が広がった今年4月から急ピッチで上昇してきた。10日には1000ボードフィート(約2.36立方メートル)あたり525ドルを付け、今年4月1日の260ドルの2倍になった。期近物(終値)でみると2018年7月以来、約2年ぶりの高値だ。

背景にあるのが新型コロナに関連した特需だ。外出制限を余儀なくされ、自宅で過ごす時間が長くなった。ペンキの塗り替えやキッチンなどの改装をする人が増え、木材需要も押し上げた。シカゴ郊外在住の女性は「在宅勤務で通勤時間が節約できるようになり、夫と居間の大改装を始めた」と話す。

「DIYは苦手だ」という人は専門業者に依頼する。シカゴで住宅向け改装を請け負うビル・オハラさんは「知り合いの同業者はどこも大忙しだ」と話す。

米国人の間にはコロナ禍で過ごす時間が増え、住宅環境を心地よくしたいとの思いがある。シカゴ近辺のホーム・デポでは庭に植える花の苗が売り切れた。自宅はいざという時に売れる資産でもある。コロナ禍で将来が不透明になるなか、改装によって資産価値を引き上げる効果もある。

レストランやバーによる木材需要も大きい。ニューヨーク市などでは依然として店内での飲食を認めておらず、飲食店は屋外でサービスを提供している。このため、店外スペースに木の柵や花壇を設けテーブルを並べる店も多い。

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