朴前大統領、懲役20年に大幅減刑 差し戻し控訴審

朝鮮半島
2020/7/10 19:13
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【ソウル=共同】韓国の財閥や情報機関、国家情報院から巨額の賄賂を受け取ったとして、収賄などの罪に問われた前大統領、朴槿恵被告(68)の差し戻し控訴審で、ソウル高裁は10日、懲役20年、罰金180億ウォン(約16億円)などの実刑判決を言い渡した。検察側は懲役35年などを求刑していた。合わせて懲役30年などとしていた差し戻し前の二審判決よりも大幅に減刑された。

出廷する韓国の朴槿恵前大統領(左)(2017年8月)=ロイター

韓国メディアによると、この日の判決は一部の強要罪や職権乱用罪を無罪と判断。また、高裁は量刑について、政治生命が絶たれたに等しい上、「刑の執行が終了する時点の年齢なども考慮した」と説明した。

朴被告は親友と共謀した国政介入事件と国情院からの収賄事件に問われていた。当初の二審は2事件を別々に審理。国政介入事件は懲役25年、国情院事件は懲役5年としたが、最高裁が昨年、いずれも審理を差し戻し、高裁が併合して審理した。

朴被告は起訴を「政治報復」と非難。一審途中から出廷拒否を続けており、この日も出廷しなかった。朴被告はこの日の事件とは別に、公職選挙法違反罪で懲役2年の実刑が確定している。

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