山形県、園芸農業研究所の更新完了 27億円投じ一新

2020/7/10 18:59
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山形県が建て替えを進めていた県農業総合研究センター園芸農業研究所(寒河江市)の更新事業が完了、10日、開所式を開いた。3年間に27億円を投じて研究棟や栽培施設を一新、ゲノム解析装置など最新機器を導入した。県内生産者を対象に新技術を普及させる研修棟も作り、品種改良など農業振興につなげる。

地方創生交付金などをもとに27億円をかけ一新した園芸農業研究所の開所式(10日、山形県寒河江市)

最適な栽培条件を探る野菜・花きスマートハウス(10日、山形県寒河江市の県園芸農業研究所)

計4000平方メートルの管理棟と研究棟を建設。DNAの違いを解析できる装置や、土の中の窒素分を分析する最新機器を導入した。実際に栽培しなくても植物の特性を予測できるなど、新品種の開発や改良を大幅に効率化できるという。

10棟設けた野菜・花きスマートハウスは二酸化炭素(CO2)の発生装置を備え、寒冷地での効率的な栽培条件を探る。すでにバラやトマトなど4品目の研究を始めている。このほか、水分や養分をコントロールできる果樹環境制御栽培棟など、他県にない研究施設で産地間競争に対応した競争力を高める。

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