千葉県、県民に感染防止の協力要請 特措法に基づき

千葉
2020/7/10 18:49
保存
共有
印刷
その他

千葉県新型コロナウイルス対策本部会議に臨む森田知事(右から2人目、10日、千葉県庁)

千葉県新型コロナウイルス対策本部会議に臨む森田知事(右から2人目、10日、千葉県庁)

千葉県は10日、県内や東京都内で新型コロナウイルスの感染者が増加していることを受け、感染拡大防止策を徹底していない施設などに行くことを控えるよう県民に協力を要請することを決めた。新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく対応で、同日の対策本部会議で決定した。特に夜の繁華街で接待を伴う飲食店については、防止策を徹底していない場合に店の利用を控えるよう求める。

飲食店に関しては「3密(密閉、密接、密集)」を避け、多人数での会食は大声での会話を控えるよう注意を促す。若年層には友人や家族に感染が広がらないよう注意して行動するよう呼びかける。森田健作知事は「繁華街の接待を伴う飲食店(の利用)は控えて」などと注意喚起してきたが、県内では9日、緊急事態宣言解除後で最多の20人を超える感染者が確認されたことなどを受け、一歩踏み込んだ対応を取った。

このほか、発熱などの症状がある場合は都道府県をまたぐ移動の自粛や外出も控えるよう求める。

森田知事は協力要請したことについて「驚くような(感染者数の)数字も東京都から出てきており、県内でも最高の数字が出てきた。県民により一層お願いすることが大事だ」とした上で、「法律に基づいた方が緊張感が伝わる」と述べた。協力要請を解除する目安は今後決める。

対策本部では独自の警報を出したり、再度の協力要請をしたりする際の判断基準も見直した。これまでは直近7日間の新規感染者数の平均や1週間単位の増加比、PCR検査の陽性割合を基準にしてきたが、今後は感染経路不明の感染者の割合や入院者数、重症者数などを「総合的に判断するための項目」として判断基準に加える。

感染が今後拡大した際の病床確保の基本的な考え方についても整理した。全療養者が200人の場合には即応病床350床を確保する。また400人、1000人、2000人と増えた場合には、病床数も500床、750床、1200床と段階的に増やす。森田知事は感染者数の推移を踏まえ、即応病床数を現在の450床余りから500床に増やす意向を示した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]