チャットワーク「社内ラジオ」をネットで配信
はたらく

2020/7/13 7:31
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チャットワークの「社内ラジオ」は女性社員2人がDJを務める(6月12日配信の様子)

チャットワークの「社内ラジオ」は女性社員2人がDJを務める(6月12日配信の様子)

東証マザーズ上場で大阪市に本社を置くビジネスチャットツールのチャットワークに今春、「社内ラジオ局」が開局した。有志がDJを務め、社員向けにオンエアしている。新型コロナウイルスの感染防止のため、原則として在宅でのリモートワークを続けている。そんな社員の孤立感や寂しさを癒やし、コミュニケーションを活性化させようという取り組みだ。

6月12日夜、2回目となる社内ラジオのライブ配信が始まった。DJはプロダクトマネジメント室の北口ひとみさん、マーケティング部の菅原彩香さんという仲良し2人組だ。「在宅続きで人と会えず心が冷え冷えとしている人も、ラジオを聞いているときは温かくなってもらいたいな」。沖縄音楽をバックに、社員リスナーに呼びかけた。

2人ともそれぞれの自宅から動画投稿サイトを通じて配信しており、ゆるくて楽しい掛け合いが売りだ。番組の冒頭ではリスナーに乾杯を呼びかけ、参加型の番組にするための工夫をしている。

同社では4月6日から原則として在宅勤務となった。チャットツールを提供する企業だが、対面でのコミュニケーションによる関係構築やアイデアの創出も重視している。「雑談が減って寂しい」「一人暮らしで孤独感を感じる」。こんな声に押され、業務ではなく自発的にラジオを始めることにした。

約130人の社員のうち20人前後がリスナーとなり、DJのトークに合わせてチャットで書き込みをするなど交流の成果も生まれている。「自分たちもやっていて楽しいし、受け身で聞けるラジオなら参加しやすい人もいるのではないか」と北口さん。人事部の内田良子さんは「社内ラジオの存在はありがたい。新入社員の紹介もできたら」と期待する。

会社側もリモートワーク下でのコミュニケーション活性化を意識しており、4月にはオンラインのランチ会を始めた。平日昼に自由に参加できる会合で、1人につき月4千円を上限としてランチ代を補助する制度もある。

在宅勤務のノウハウを互いに教え合うような雑談専用のグループチャットも非常に活発になっているという。社員の自発的な取り組みで新しい働き方の課題を乗り越えようという動きが、企業の進化を後押ししている。

(井上孝之)

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