大阪府、10日の新規感染者22人 「黄信号」警戒

2020/7/10 17:27
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大阪府は10日、新型コロナウイルスの新たな感染者を22人確認したと発表した。5月中旬以降、ゼロか1桁で推移していたが、7月に入って10人を超える日が多くなっている。10日の新規感染者が243人だった東京都に比べると低水準だが、府は感染状況を判断する独自基準「大阪モデル」の「黄信号」に近づいていると警戒している。

大阪府の10日の新規感染者22人のうち10代が6人、20代が8人、30代が3人だった。感染経路が不明なのは13人だった。府内の累計の感染者数は1967人になった。新たな死者はいなかった。

「第1波」の3月20日~4月17日の感染者956人のうち、18歳~30代は42%だった。一方、6月14日~7月8日の感染者129人のうち、18歳~30代は101人で78%を占める。感染者の6割は経路不明だが、夜の繁華街で飲食した客や、そこで働く従業員が多いという。

こうした分析を受けて、府は特に若者に対し、飲食する際の大声での会話やお酌、回し飲みなどを避けるよう求めている。若者が検査を受けやすいように、ドライブスルー方式のPCR検査場を夜間に開いたり、交通が便利な場所に設置したりすることも検討している。

「大阪モデル」では(1)感染経路不明者の前週比が2倍以上(2)感染経路不明者数が10人以上(3)直近1週間の感染者数が120人以上(かつ後半3日間で半数以上を占める)――の3基準に達した場合、警戒を意味する「黄信号」が点灯する。

10日時点では(1)が2倍と基準を満たしており、(2)が9.43人、(3)が105人といずれも基準に迫っている。府の担当者は「黄信号に近づいており、状況を注視している」と話す。

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