東京都内で新たに243人感染 新型コロナ、過去最多

2020/7/10 14:29 (2020/7/10 21:49更新)
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東京都は10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに243人確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者として9日の224人を上回り、過去最多を更新した。都内の感染者は累計7515人となった。

小池百合子知事は10日の定例記者会見で、医療や検査の体制整備を進めているとして「体調が少しでもおかしいと思った人はできるだけ早めに検査を受けていただきたい」と呼びかけた。

菅義偉官房長官は同日午後の記者会見で「直ちに緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えていない」と述べた。

西村康稔経済財政・再生相は同日、「夜の繁華街」対策を巡り小池氏らと会談し、対応策をまとめた。西村氏は終了後、「集中的に検査してウイルスを封じ込める」と述べ、夜の街で陽性者が出ていない店の従業員も検査する考えを示した。

保健所の体制も強化する。国から保健師などの人的支援をするほか、感染経路の調査などで対応に追われる保健所の作業を支援する新拠点を設置する。夜の街の事業者には補助金も活用しつつ、感染防止策を講じるよう協力を求める。

国内では10日に新型コロナの感染が確認された人は午後8時時点で414人に上り、緊急事態宣言が解除されてからの最多を更新した。1日あたりの新規感染者が400人を超すのは4月24日以来。埼玉県で44人、神奈川県で32人となり、東京都と千葉県を含む1都3県で全体の約8割を占めた。

都内では、10~30代の感染が193人と8割を占めた。無症状者は48人だった。10日に確認された243人のうち、ホストクラブなど夜の街に関連した感染者は110人。うち新宿エリアは93人だった。

ほかに家庭内での感染が17人、会食での感染が12人だった。職場内の会食で20代男女5人が感染し、これまでに計9人が同一の会食を通じて感染したことも明らかになった。

10日には、新宿区の劇場で6月30日~7月5日まで公演した舞台の関係者や客など10人の感染も確認され、同一舞台関連の感染者は計14人となった。

劇場ではサーモグラフィーによる検温や消毒、マスクの着用など新型コロナ対策を実施していたものの感染が広がったとみられ、保健所が調査を進めている。都は舞台をみた人について「体調が悪い方は医療機関に行ってほしい」と呼びかけている。

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