米、中国に軍縮交渉を要求 ウィーン直接会談に招待

2020/7/10 6:23
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【ワシントン=共同】米国務省は9日、軍縮・軍備管理を巡り、中国との直接会談を求め、ウィーンでの交渉に招待するとの声明を発表した。同時に、トランプ政権が目指すロシアを含めた3カ国による交渉への参加も重ねて求めた。中国側が今回の提案に応じるかは不透明だ。

米国のビリングスリー大統領特使(6月23日、ウィーン)=AP

中国外務省の傅聡軍縮局長が8日に「もし米国が保有する核兵器を中国の水準にまで減らすなら、中国は喜んで参加するだろう。ただ実際にはそうならない」と発言。国務省のオルタガス報道官は声明で、この発言を念頭に「米国は交渉に取り組むという中国の姿勢を歓迎する」と強調した。

さらに「次のステップ」として、米国のビリングスリー大統領特使(軍備管理担当)による交渉への招待に言及。「新たな軍拡競争を防ぐため、三大核兵器国による対話と外交の時が来た」と呼び掛けた。

米ロ両国は、来年2月に期限が切れる新戦略兵器削減条約(新START)の延長などを巡り、7月末から8月上旬にウィーンで高官協議を行う見通しとなっており、同時期に中国との会談を模索する可能性がある。

中国側はこれまで米中ロ交渉への参加を否定し続けている。米国は6月にウィーンで開催した軍備管理を巡る米ロ高官協議に中国を招待したが、中国側は応じなかった。

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