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黒人差別抗議、トランプタワー正面に「BLM」の大文字

(更新)
ニューヨークの交通当局が一帯を通行止めにした(9日)=AP

【ニューヨーク=河内真帆】高級ブランド店が並ぶニューヨーク5番街の路上に9日、「ブラック・ライブズ・マター(BLM=黒人の命は大切だ)」の文字が描かれた。場所は米大統領の私邸があるトランプタワー前で、ボランティアらが人種差別的な発言をやめないトランプ氏に抗議の意を示した。

人種差別に抗議する活動家やボランティアら数十人が集まり、黄色いペンキで描いた。市の交通当局は一帯を通行止めにした。デブラシオ市長も参加し、人々が「正義がないところに平和はない!」と叫ぶなか、作業を手伝った。

5月末にミネソタ州で黒人男性が白人警官に殺害されて以降、首都ワシントンで道路に巨大なBLMの文字が描かれるなど、同様の抗議活動が全米に広がった。ニューヨーク市は6月、市内5カ所の公道にBLMのメッセージを書く許可を出していた。

トランプ氏はこれに先立つ7月上旬、ツイッターで「ニューヨーク市は警察予算を10億ドル(約1070億円)も削減した。市長は大金を支払い5番街にBLMのサインを書かせて、高級な通りを汚くするのか」と反発していた。

BLM活動のブルックリン地区代表を務めるアントニー・ベックフォードさんは「これはトランプ氏だけにあてたメッセージではない。彼の主張を支持してきた人全員へのメッセージだ」と力を込めた。

ボランティアとして参加した黒人女性のアエシャ・セクーさんは「若い人たちがたくさん参加しているのがうれしい。何十年かたったときに彼らが『私たちはあの場所に居た』と胸をはって語れるようになることを祈っている」と話した。

ニューヨーク市のデブラシオ市長も参加した(中央のオレンジ色のマスク姿)
ボランティアや活動家ら数十人が参加した(9日、ニューヨーク市)
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