ソウル市長、遺体で発見 元秘書がセクハラ訴え

朝鮮半島
2020/7/10 1:18 (2020/7/10 11:07更新)
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朴元淳ソウル市長=AP

朴元淳ソウル市長=AP

【ソウル=恩地洋介】9日午後から行方不明になっていた朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長(64)の遺体が10日未明、同市北部にある山中で見つかった。韓国警察は自殺の可能性が高いとみて捜査している。韓国メディアは朴市長の元秘書が8日に、セクハラを訴え出ていたと報じている。

報道によると、朴市長の遺体は10日午前0時ごろ、韓国大統領府の裏にある山中で見つかった。朴氏は9日に市長公邸を出た後、連絡が取れなくなり、午後5時すぎに娘が「遺言のようなことを言い残して家を出た」と警察に届け出た。

警察と消防は、携帯電話の位置情報などから朴氏が現場の山近くの公園に向かったことを確認し、約700人を投入して一帯の捜索を続けていた。

韓国メディアによると、ソウル市長秘書室に勤務していた元秘書の女性が朴氏からセクハラを受けたと警察に訴え出ていた。警察は朴氏からの聴取も検討していたという。

朴氏は2011年のソウル市長選で初当選し、現在は3期目。所属する与党「共に民主党」内では、次期大統領の候補者として期待する声があった。弁護士時代の1990年代には元従軍慰安婦の訴訟を担当し、韓国を代表する市民団体である「参与連帯」の創設にも関わった。

市長に就いてからもたびたび日本の戦争責任に言及し、2017年には慰安婦問題を象徴する少女像をソウル市を走る路線バスの車内に置いたことがある。今後の市長業務は副市長が代行する。

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