貿易保険支払額、最大1千億円に 20年度見通し

2020/7/9 21:14
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日本貿易保険(NEXI)の2020年度の保険金支払いが最大1千億円程度になる見通しとなった。01年の設立以来最大規模になる。黒田篤郎社長が9日の記者会見で明らかにした。新型コロナウイルスの影響で輸出先企業の支払い遅延などが相次いでいる。

NEXIは輸出代金の不払いや投資先の海外工場閉鎖などで日本企業が受ける損失を補てんしている。現時点で確定した保険金は64億円。20年度末までには700億~1000億円程度の支払いを見込む。19年度の支払額は571億円だった。

20年1~6月に代金の支払いが3カ月以上遅れた案件は前年同期比37%増の165件だった。うち新型コロナ関連は44%にあたる73件だった。自動車部品や発電設備などの分野で損失が発生している。

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