NZ外相、香港関連の政策「すべて見直す」

2020/7/9 19:01
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NZのピーターズ副首相兼外相は「深く懸念している」と表明=ロイター

NZのピーターズ副首相兼外相は「深く懸念している」と表明=ロイター

【シドニー=松本史】ニュージーランド(NZ)のピーターズ副首相兼外相は9日、「香港国家安全維持法」の施行を受け「(NZ)政府は香港に関するすべての政策決定を見直すよう指示した」との声明を出した。また、同法に関して「深く懸念している」とも表明した。

ピーターズ氏は「香港国家安全法を可決するという中国の決定は、香港で国際的な活動を行う環境を根本から変えた」と理由を説明した。見直しの対象になるのは香港との間での犯罪人の引き渡しや、戦略的物資の輸出管理、旅行者や滞在者ら向けの渡航情報などという。

香港に関する渡航情報は8日に更新されている。NZ政府は香港国家安全法にも言及し「幅広い解釈が可能で逮捕のリスクが高まる」としている。

同法について、欧米各国は香港の高度な自治を認める「一国二制度」を形骸化しかねないとして、強い懸念を表明している。NZもこうした動きに追随する。ピーターズ氏は「香港の人々と我々には密接なつながりがある。この法律が香港の人々に与える影響を注視していく」と述べた。

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