キリンビール、1~6月のビール系飲料販売4%減

2020/7/9 18:56
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キリンビールが9日発表した1~6月のビール系飲料の販売量は、前年同期比で4%減だった。新型コロナウイルスの影響で4月、5月は飲食店向けのビールが前年同月比で9割減と大きく落ち込んだ。6月は同3割減と回復傾向にある。家庭向けの販売は第三のビール「本麒麟」が16カ月連続で前年を上回った。

国内のビール系飲料市場は約1割減少したなかで、同社は4%減に踏みとどまった。同日、本社で開いた記者会見で布施孝之社長は「本麒麟など重点7ブランドに投資を集中させてきた。コロナ禍の環境の変化に対応し、家庭の巣ごもり消費に応えられた」と話した。6月単月はビール系飲料の販売量が前年同月比5%増と2月以来の増加に転じた。

上半期の項目別にみると、ビールは24%減、発泡酒は2%減、第三のビールは8%増だった。健康志向の高まりで糖質を抑えた「淡麗グリーンラベル」の販売が前年を上回った。

今後の見通しについて布施社長は「コロナで節約志向や健康志向など消費トレンドは大きく変化した。10月の酒税改正の影響よりも大きい」とした。

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