住友理工新社長、CASE対応「知らない技術ないと自負」

2020/7/9 19:30
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6月に就任した住友理工の清水和志社長が9日、初の記者会見を開き、次世代技術「CASE」への対応をさらに進める考えを示した。一例として、高速道路などではシステムが操縦するが、緊急時には運転手が手動運転に切り替える「自動運転レベル3」を念頭に新技術を紹介。「センサー機能を備えたゴムを使い、(握り具合で運転者の状況を確認できる)ハンドル製品を2020年中に量産する」と述べた。

住友理工の清水和志社長(9日、名古屋市)

同社長は住友電気工業の出身で、ブレーキ生産のアドヴィックスを経て18年、住友理工の専務に就任した。「住友電工の自動車技術で私の知らないものはない」としたうえで、「(従来の付き合いから)デンソーアイシン精機の経営層などが何を考えているのかも皮膚感覚で分かっている」と強調。他社との連携を深める方針を示した。

生産体制の再編にも言及した。新型コロナウイルスで新車需要が落ち込んでいることを受け「これまでに世界で買収してきた工場を集約するチャンス」という。事業拡大とともに国籍など従業員の多様化が進んでいる。「地元出身者の多かった時代から、コミュニケーション方法を変えていく必要がある」と述べた。

松井徹会長は清水氏について「明るくざっくばらんな性格。前例にとらわれず、変化の多い時代に最適な人材」と話した。

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