テスラCEO 自動運転技術「近い将来『レベル5』実現」

アジアBiz
2020/7/9 16:56
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【上海=松田直樹】中国・上海で9日、世界人工知能(AI)大会が開幕した。初日には電気自動車(EV)大手、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がビデオ出演し、自動運転技術の将来について「近くレベル5(すべての運転を自動化)を実現するだろう」と述べた。

9日開かれた世界AI大会にテスラのイーロン・マスクCEOがビデオ出演した=ロイター

マスク氏は自社の状況については「レベル5の基本的な仕組みを今年中に完成させる自信がある」とも語った。2019年に初の海外製造拠点として稼働した上海工場にも触れ「AIなどの技術を今後投入し生産能力を引き上げる」とした。

6月30日には香港で「香港国家安全維持法」が施行された。中国が国際社会から厳しい視線を向けられているが、マスク氏は中国市場の重要性を改めて強調した格好だ。

大会には中国のネット企業トップも参加した。騰訊控股(テンセント)馬化騰CEOは音声メッセージを寄せ「AIは人類をさらに強くする技術だ」と強調。オンラインで出席したアリババ集団創業者の馬雲(ジャック・マー)氏は「新型コロナで社会が複雑化するなかAIの必要性が高まっている」と述べた。

世界AI大会は上海で毎年開催。今年は新型コロナウイルスの影響もあり、参加企業数は19年の約半分の150社超となった。大会には米アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトなど多くの米企業が昨年に引き続き参加した。

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