リオ・ティント、NZのアルミ事業から撤退

アジアBiz
2020/7/9 15:48
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【シドニー=松本史】英豪資源大手リオ・ティントは9日、ニュージーランド(NZ)にあるアルミニウム製錬所を2021年8月をメドに閉鎖すると発表した。電気料金の上昇とアルミ価格の低迷で採算が見込めないと判断した。

リオ・ティントはNZのアルミ製錬事業から撤退する

リオは19年10月にNZのアルミ事業について「戦略的見直し」を行うと表明し、同国政府や電力会社と協議を続けていた。リオは「エネルギーコストが世界的に見ても高く、短~中期的にアルミニウム(市況)の見通しも厳しい」と閉鎖の理由を説明した。

アルミ事業の責任者、アルフ・バリオス氏は声明で「(電力会社などの)パートナーと共に電気料金低減などの解決方法を見つけられなかったのは非常に残念だ」と述べた。

リオによると、19年のアルミニウムの平均価格は国際指標となるロンドン金属取引所(LME)で18年比15%下落している。アルミを多く使う自動車分野などでの需要減退が目立った。

NZでのアルミ事業はリオが79.36%、残りを住友化学が出資し、約1千人の従業員を抱える。

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