新潟県、コメ農家向けフェーン現象の予報発信

2020/7/9 14:45
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新潟県はコメ農家向けにフェーン現象の昇温予想を伝える「フェーン緊急情報」を7月下旬から始める。気象台と連携し、台風情報などを参考に最高気温の予想範囲の上限がセ氏37度に達する場合、対策も含めて発信する。

新潟県やJAは9日、今年度1回目の新潟米生産対策会議を開催した

高温でコメが白くにごったり、亀裂が入りやすくなったりするのを予想する。収穫時期の調整や適切な水管理など防止策を、フェーン現象が起こる3日前までに農家へ伝える。新潟県のサイトのほか、各地域で田んぼの用水路を管理する土地改良区にも発信する。

2019年の新潟県産コシヒカリの1等米比率が25.7%(20年3月末時点)と過去2番目に低い値に落ち込んだため、新たに対策を始める。20年も8月から太平洋高気圧に覆われ、平年より高温になる見込みだ。

県農林水産部経営普及課の小林和幸参事は「19年は想定以上のフェーン現象が発生し品質低下の原因となった。気象台と連携し被害軽減につなげたい」と話す。

緊急情報の発信に加え、農研機構・九州沖縄農業研究センター(熊本県合志市)が開発したフェーン警戒情報システムの、新潟県での実用化も目指す。

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