米VCセコイア、インド・東南ア投資に1400億円

南西ア・オセアニア
アジアBiz
2020/7/9 14:28
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セコイアはインドと東南アジアで200件以上の投資実績がある(投資先のオンライン教育大手のアプリ)

セコイアはインドと東南アジアで200件以上の投資実績がある(投資先のオンライン教育大手のアプリ)

米有力ベンチャーキャピタル(VC)のセコイア・キャピタルはインドや東南アジアでの投資に向けた2つのファンドを立ち上げる。新たに13億5千万ドル(約1400億円)を調達した。投資先となるスタートアップの多くは新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けているが、長期的には有望とみて投資を継続する。

同社インド法人のシャイレンドラ・シン社長が自身のブログで明らかにした。起業から間もない企業と、事業の拡大期にある企業を対象にしたファンドをそれぞれ立ち上げる。規模は5億2500万ドル、8億2500万ドルとなる。

シン氏は2030年までにインドと東南アジアの国内総生産(GDP)が14兆ドルを突破し、携帯電話の利用者数は15億人に達するとし、同地域の成長性を強調。「新型コロナの流行で(多くのスタートアップ企業が)軌道修正を迫られたが、近く勢いを取り戻すだろう」とした。

セコイアはインドの新興ホテル運営OYO(オヨ)ホテルズアンドホームズや印オンライン教育大手「バイジューズ」、インドネシアの配車サービス大手ゴジェックなど有力スタートアップに投資しており、インドと東南アジアでの投資実績は200件以上ある。

新型コロナの流行でスタートアップ企業への投資は細っている。インドでは未公開企業に対する投資は20年1~6月で188億ドルと前年同期比12%増えたが、大手財閥リライアンス・インダストリーズ傘下の通信会社が外国ファンドから巨額の資金を集めたことが要因。リライアンス分を除くと、前年同期比44%減だった。

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