東京都で新たに224人感染 新型コロナ、過去最多

2020/7/9 14:07 (2020/7/9 21:40更新)
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東京都は9日、新型コロナウイルスの感染者が新たに224人確認されたと発表した。1日当たりの感染者数としては4月17日の206人を上回り、これまでで最多となった。都内の感染者は累計で7272人になった。

都内の感染者は増加傾向にある。6月24日以降は1日当たり50人前後で推移し、7月2日からは6日連続で100人を超えた。ホストクラブなど「夜の繁華街」関連での感染が目立ち、20~30代の感染者が多くを占めている。

9日に確認された224人のうち、夜の街関連は74人。新宿エリアが52人、池袋エリアが4人だった。ほかに家族内での感染が20人に上り、会食を通じての感染も14人確認された。会食関連のほとんどは20~30代といい、都は大人数での飲食が感染拡大につながっているとみる。他県在住者を含む17人で会食をし、複数の感染者が出ている例もあった。

同一の保育園で子ども5人の感染も明らかになり、この園での感染者は計7人となった。都は園の所在地などは明らかにしていない。引き続き検査を進める方針だ。

都は感染経路不明者の数など7項目の指標を使い、感染状況と医療体制を監視している。9日に小池百合子知事や専門家らによる「モニタリング会議」を開いて指標などについて協議し、医療体制の逼迫状況を4段階のうち2番目に高い評価に引き上げた。

帝京大医学部付属病院の坂本哲也院長は同会議で、「重症者の数は横ばいで推移しているものの、重症化リスクの高い年齢層の患者の入院が増えている」と分析。感染は20~30代の若い世代だけでなく、40~50代でも増えており、感染経路が広がっているとの指摘もあった。

都は専門家の分析を受け、医療体制の強化が必要と判断。新型コロナに対応する病床数を現在の1千床から3千床へと引き上げるため、都内の病院に病床の確保を要請したと明らかにした。検査体制も1日1万件を目指して拡充する。

都内では感染者が多く発生している新宿、豊島区が、夜の街関連で集中的な検査を進めている。都は夜の街への外出を控えるように都民に呼びかけている。

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