長谷川町子記念館を公開 生誕100年、原画展示

2020/7/9 12:50
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「サザエさん」の作者として知られる漫画家、長谷川町子さん(1992年に死去)の生誕100年を記念した「長谷川町子記念館」(東京都世田谷区)が9日、11日の開館を前に報道陣向けに公開された。長谷川さんが描いた原画や仕事道具などを展示し、その功績を紹介する。

開館を前に公開された「長谷川町子記念館」で展示されているサザエさんの原画(9日午前、東京都世田谷区)=共同

「長谷川町子記念館」の入り口に並ぶ長谷川町子さん(中央)などの銅像。左は「いじわるばあさん」、右は「サザエさん」(9日午前、東京都世田谷区)=共同

同記念館は、長谷川さんと姉が収集した美術品を85年から展示している「長谷川町子美術館」の向かい側に、2階建ての分館として新設。代表作「サザエさん」「エプロンおばさん」「いじわるばあさん」の魅力などを伝える常設展示のほか、子ども向けコーナーやカフェも設けた。

長谷川さんの創作活動を少女時代からたどる企画展「長谷川町子の漫画創作秘話」(9月27日まで)も楽しめる。

当初は4月に開館予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期していた。7月11日の開館後は、美術館受付で整理券を配布して入館者数を制限しながらチケットを販売する。

川口淳二館長は「町子先生が亡くなって28年がたつが、記念館の開館が実現できて夢のよう。先生の人となりや、さまざまな作品を見て、その足跡を知ってほしい」と語った。

長谷川さんは佐賀と福岡で生まれ育った。川口館長は九州の豪雨被害に触れ「町子先生は、ふるさとへの思いが強かった。いつか九州の方々にも記念館にお越しいただけたら」と、被災地に思いを寄せた。

〔共同〕

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