6月の中国卸売物価、3%下落 5カ月連続マイナス

2020/7/9 11:34
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【北京=原田逸策】中国国家統計局が9日発表した2020年6月の卸売物価指数(PPI)は前年同月より3.0%下落した。前年同月の水準を下回るのは5カ月連続となる。下落幅は5月(3.7%)から縮小した。足元の国際的な原油相場の上昇を映した。

PPIは前月比では0.4%上昇した。5月は0.4%下落したが、6月は昨年10月から8カ月ぶりにプラスに転じた。石油・天然ガスのPPIが前月比38%と大幅に上昇したのが原因だ。

業種別にPPIをみると、石炭(前年同月比の下落幅は9.3%)、紡績(同5.6%)、自動車(同0.4%)などの下落が目立った。

同時に発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.5%上昇した。上昇幅は5月(2.4%)から小幅に拡大した。豚肉が前年同月比81.6%上昇と高止まりしているのが原因だ。豚肉以外では医薬品や教育サービスなどの値上がりが目立った。

一方、同日の発表では当初、2019年6月のCPIとPPIの資料が国家統計局のホームページに誤って掲載されるミスがあった。20年6月の資料に差し替わるまでにおよそ15分間かかった。

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