西日本や東日本、週末まで大雨の恐れ 九州の死者60人

2020/7/9 9:44 (2020/7/9 17:35更新)
保存
共有
印刷
その他

熊本県津奈木町の土砂崩れ現場で行方不明者の捜索に当たる警察官(9日午前)=共同

熊本県津奈木町の土砂崩れ現場で行方不明者の捜索に当たる警察官(9日午前)=共同

気象庁は9日、西日本や東日本で10日にかけて局地的に非常に激しい雨が降る恐れがあるとし、河川の氾濫や土砂災害に厳重な警戒を呼び掛けた。停滞する梅雨前線の影響により、少なくとも12日ごろまでは大雨が続く恐れがある。

国土交通省は9日午前4時時点で10県84河川の氾濫を確認した。土砂災害は午前6時半時点で23県で計179件。国道31路線の計69区間が通行止めとなった。

九州では熊本県を中心に60人が死亡し、1人が心肺停止の状態。少なくとも13人が行方不明となっており、捜索が続いている。大分県由布市で4人乗りの車が川に流されたとの情報もある。熊本県南部や岐阜県では道路の寸断で孤立状態が続いている集落がある。

9日午前7時半ごろ、京都市西京区の京都縦貫自動車道で土砂崩れが発生し、車3台が押し流されて2人が軽傷を負った。京都地方気象台によると、京都市では午前7時40分までの1時間に43.5ミリの雨量を観測した。

気象庁によると、梅雨前線は10日にかけてゆっくり北上、本州付近に停滞する見通し。暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になる。10日正午までの24時間予想雨量は多い地域で九州北部250ミリ、九州南部、四国200ミリ、近畿、関東甲信150ミリ、東海120ミリ、北陸、中国100ミリ、東北60ミリ。

豪雨被害を受けた熊本県人吉市の市街地で建物内に流れ込んだ泥をかき出す男性(9日午前)=共同

豪雨被害を受けた熊本県人吉市の市街地で建物内に流れ込んだ泥をかき出す男性(9日午前)=共同

京都縦貫自動車道の沓掛インターチェンジ付近で発生した土砂崩れ(9日午前、京都市)=共同

京都縦貫自動車道の沓掛インターチェンジ付近で発生した土砂崩れ(9日午前、京都市)=共同

増水した川に土台をえぐられて崩落した、岐阜県高山市の国道(9日午前)=共同

増水した川に土台をえぐられて崩落した、岐阜県高山市の国道(9日午前)=共同

大雨で流れ込んだ土砂に埋まった家屋(9日午前、岐阜県下呂市)=共同

大雨で流れ込んだ土砂に埋まった家屋(9日午前、岐阜県下呂市)=共同

保存
共有
印刷
その他

関連キーワード

電子版トップ



[PR]