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米ツイッター、サブスク型サービス開発へ人材募集

【シリコンバレー=白石武志】米ツイッターが有料のサブスクリプション(定期購読)型サービスの開発を進めていることが8日、明らかになった。広告収入に頼る事業モデルから脱却して収益が改善するとの期待から、8日の米国市場で同社株は前日比7%高で取引を終えた。

ツイッターの共同創業者でCEOのドーシー氏=AP

きっかけとなったのはツイッターが自社のウェブサイトに掲載した求人情報だ。「グリフォン」と名付けられた開発チームが米ニューヨークでエンジニアを募集する内容で、同チームについて「将来的に他のチームが再利用できるサブスクリプションのプラットフォーム(基盤)を構築している」と紹介している。

グリフォンはワシの翼と上半身、ライオンの下半身を持つ伝説上の生き物で、異なる事業モデルを掛け合わせたサービスを想起させる名称だ。開発チームは求人情報の中で開発中のサブスクリプションの基盤について「ツイッターにとって初めてのものだ」と説明している。

同チームで働くメンバーは英ロンドンや米サンフランシスコ、フランス、ドイツなどに分散し、時差を活用して効率的な方法で基盤を開発しているという。同基盤を使ったサービスの詳細は明らかにしておらず、ツイッターからの公式なコメントは得られていない。

ツイッターは短文や写真などを投稿できる無料のSNS(交流サイト)を運営しており、売上高の9割近くを広告収入に依存している。近年はシステム上のバグ(欠陥)の影響で広告収入が伸び悩むこともあり、株価は米フェイスブックなどのライバルに比べ出遅れていた。

共同創業者で最高経営責任者(CEO)のジャック・ドーシー氏は米決済大手スクエアのCEOも兼務しており、投資家の間では掛け持ちを不安視する声もある。3月には米著名アクティビスト(物言う株主)のエリオット・マネジメントがツイッターにドーシーCEOの解任を一時求めるなど、収益改善を求める株式市場の圧力にもさらされていた。

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