岐阜で4千人孤立 下呂市や高山市、道寸断

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2020/7/8 22:34
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岐阜県は8日、前日夜から降り続いた猛烈な雨の影響で、下呂市や高山市で土砂が崩れて道路が寸断されるなどし、計約1600世帯、計約4千人が孤立状態となった。人的被害は確認されていない。両市の一部では24時間雨量で観測史上1位を更新した。

高山市によると、孤立した地区には同市の奥飛騨温泉郷を訪れていた50人ほどの観光客もいる。県は、一部の地区については9日中に孤立が解消する見通しだとしている。停電や断水をしている地区には県の防災ヘリで水や食料を供給した。

下呂市萩原町中呂では飛騨川が氾濫。県によると、両市と美濃市や白川町など計8市町で50世帯以上が床上・床下浸水した。

高山市などによると、午前8時半ごろ、同市朝日町西洞では民家に土砂が押し寄せ、70~90代の男女3人が自宅に取り残されたと通報があった。3人は約1時間半後に無事救出された。

中部電力によると、岐阜県内では午前8時時点で約3840戸が停電した。

8日に県庁で開かれた県災害対策本部員会議で古田肇知事は、高山市や郡上市など6市に災害救助法を適用したと発表した。

愛知県は豊田、瀬戸、岡崎の3市で計約7万8千人を対象に避難勧告が出たほか、安城市など4市町で計15戸が浸水。愛知環状鉄道ではのり面が崩落し線路に土砂が流入して一部区間が運休した。このほか突風による被害が岐阜県八百津町や高山市をはじめ、愛知県豊橋市、三重県桑名市で確認された。〔共同〕

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