世界最古のマイルカ化石 群馬・安中で発見

2020/7/8 20:28
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群馬県安中市で見つかったマイルカ科の化石(6月19日、群馬県庁)=共同

群馬県安中市で見つかったマイルカ科の化石(6月19日、群馬県庁)=共同

群馬県立自然史博物館は8日までに、同県安中市で見つかった化石は1130万年前のマイルカ科の化石だったと発表した。日本時間7日付の米学術誌のオンライン版に論文が掲載された。これまでは北海道で発見された化石が世界最古とされてきたが「さらに200万年ほどさかのぼって古い」と説明している。

同博物館によると、化石が発見された地層年代が1130万年前だと分かった。最古とされてきた北海道新十津川町で発見された化石は、900万年前ごろの地層とみられるという。

今回の化石は安中市の収集家が発見した。同博物館が頭骨の詳細を調べた結果、マイルカ科ではあるが、従来の分類に当てはまらない新種であることも判明。学名は発見場所にちなんで「ノリスデルフィス・アンナカエンシス」と名付けた。

木村敏之学芸員は「今も繁栄するマイルカ科がいつ現れたかを知ることは、生態系を研究する上で重要だ」と話した。現代のマイルカ科にはバンドウイルカやシャチなどがいる。

〔共同〕

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