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イオンの3~5月期、539億円の最終赤字

テナント、金融の不振響く

イオンが8日発表した2020年3~5月期の連結決算は最終損益が539億円の赤字(前年同期は43億円の赤字)だった。四半期の赤字額としては過去最大。新型コロナウイルスの感染拡大による店舗の営業自粛やテナント賃料減免などで特別損失298億円を計上。好採算のクレジットカードの利用低迷も響いた。4月公表の21年2月期の通期予想は据え置いた。

売上高にあたる営業収益は前年同期比2%減の2兆762億円だった。生活必需品を扱う食品スーパーやドラッグストアは好調だったが、全体的に休業や営業時間短縮の影響を補えなかった。総合スーパー(GMS)では外向きの衣料品などが苦戦。これらは比較的利益率が高く、採算悪化につながった。

感染予防のため店舗での滞在時間が短く、広い店内での買い回りが主体のGMSでは特に打撃が大きかった。

クレジットカードなどを扱う総合金融部門の営業損益は6億円の赤字(前年同期は165億円の黒字)。買い物や旅行の機会が減ってカード利用が伸びなかった。

21年2月期の通期予想は変えなかった。見通しは幅を持って開示しており、営業収益は前期比2%減の8兆4000億円から7%減の8兆円、営業利益は54%減の1000億円から77%減の500億円としている。

6月以降は一部の衣料品の売れ行きが戻りつつあり、GMSも映画館などを除き消費者が訪れている。「当初想定よりも国内の回復度合いが早くレンジの上限に近い状況だが、コロナ禍の先行きが読めない」(イオン)と慎重姿勢を示した。

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