新潟・湯沢リゾートで移住体験 きら星と芝浦工大

地方への定住支援を手がけるきら星(新潟県湯沢町)と芝浦工業大学は、リゾートマンションを活用した移住体験事業を始める。自然を見ながら仕事できるよう部屋を改装。リモートワークを体験してもらい、首都圏からの居住希望者を募る。
改装する部屋は、築41年のリゾートマンションの5階。高台に位置し、部屋の窓からは湯沢の自然を一望できるという。芝浦工大建築学科の教授と生徒がデザインし、地元工務店などの指導を受けながら改装する。9月のサービス開始を目指す。
滞在期間は最短2日、最長1カ月。賃借料は湯沢町が負担し、利用者は清掃費用3000円を支払う。滞在中は大浴場やサウナなどの設備も利用できる。
湯沢町は4月に移住定住支援業務をきら星に委託した。新型コロナの影響で地方への移住機運が高まるなか、産官学で連携し移住体験できる機会を増やす。