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中国政府の香港治安機関が本格稼働 ホテルに拠点

【香港=木原雄士】中国政府は8日、香港国家安全維持法に基づく治安機関「国家安全維持公署」の拠点を開き、本格稼働した。香港島の繁華街、銅鑼湾(コーズウェイベイ)のホテルで、中国の国章や看板を掲げた。

香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は開署式で「香港の国家安全維持の節目の歴史的な瞬間だ」と述べた。

香港政府は同日、新規採用や上級職の公務員に香港基本法を順守し、政府への忠誠を誓う文書に署名を求めると明らかにした。香港国家安全法の施行に伴う。2019年の大規模デモには多くの公務員が参加し、中国政府が問題視していた。

公署を設けたホテルは市民らの大規模なデモの集合場所や天安門事件の追悼集会の会場になってきたビクトリア公園の目の前で、抗議活動を威圧する意図がありそうだ。

公署は情報収集や分析、香港政府の監督・指導を担う。海外勢力の介入など特定の状況下では管轄権を行使し、直接取り締まりに乗り出す。署員は香港で捜査を受けないなどの特権が与えられ、香港政府は必ず協力しなければならない。実質的に大きな力を持つため、警戒する市民も多い。

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