部品かみ合わず制動力低下 八景島のコースター追突

2020/7/8 14:00
保存
共有
印刷
その他

国土交通省の社会資本整備審議会は8日、横浜市の遊園地「横浜・八景島シーパラダイス」で昨年8月、停車中のジェットコースターに後続車両が追突し、乗客2人が軽傷を負った事故の調査報告書を公表した。レールと車体それぞれにあるブレーキ部品が一部でかみ合わず、制動力が低下したのが原因としている。

報告書によると、コースターは、レールに設置された金属製の2本の板の間を、車両の底の部分にある板が押し広げながら通過して摩擦を起こし、ブレーキがかかる仕組みになっている。

運営会社は、レール側にある2本の板の間隔について、メーカーの仕様では6~7ミリに設定することになっているのに、14ミリ以下と基準を広げて管理していた。過去にけが人を出した事故を踏まえ、ブレーキの衝撃を緩和する目的だったという。

一方、車両側の板に関し、保守点検業者が決めたルールでは、厚みがレール側の板の間隔より狭くなる可能性があり、事故車両では13.1~14.7ミリだった。レールの板同士の間隔は10~14ミリで、一部に隙間が発生し、ブレーキがかかりにくい状態になった。

事故は昨年8月4日午前11時15分ごろ発生。23人が乗ったコースターが、停止していた別の車両に追突し、1列目の2人がけがをした。

〔共同〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]