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経常黒字、5月27%減に 旅行収支の黒字縮小

財務省が8日発表した5月の国際収支統計(速報)によると、海外とのモノやサービスなどの取引状況を表す経常収支の黒字は1兆1768億円と前年同月と比べ27.9%減となった。4月の黒字額(2627億円)は上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた旅行収支の黒字縮小で、サービス収支が2カ月連続で赤字になったことなどが響いた。

経常収支は輸出から輸入を差し引いた貿易収支や外国との投資のやりとりを示す第1次所得収支、旅行収支を含むサービス収支などで構成する。貿易収支は5568億円の赤字だった。

新型コロナの影響で、自動車など工業製品の輸出が米国やアジア向けで減った。輸出は4兆1979億円と28.9%減少した。輸入は4兆7547億円と27.7%減だった。

サービス収支は925億円の赤字だった。旅行収支は訪日外国人の消費から日本の海外旅行での消費を差し引いたもので、新型コロナによる訪日外国人旅行客数の大幅減少の影響をもろに受けた。

外国との投資のやりとりを示す第1次所得収支は2兆434億円の黒字だった。金融取引で外国株式や外債に投資して得る証券投資収益の減少で、黒字幅を縮小した。新型コロナの影響で海外子会社からの配当金の受け取りなどがずれ込むなどしたことが要因とみられる。

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