広域で河川氾濫の恐れ 死者57人、大雨に警戒

2020/7/8 6:40 (2020/7/9 5:11更新)
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浸水被害を受けた福岡県久留米市の住宅地(8日午後)=共同

浸水被害を受けた福岡県久留米市の住宅地(8日午後)=共同

停滞する梅雨前線の影響で西日本から東日本の広範囲で10日にかけて大雨となる恐れがあり、気象庁は土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒を呼びかけている。記録的な大雨で西日本や東日本では氾濫した河川や地盤が緩んだ地域があり、土砂災害や洪水の危険度が高い状態となっている。

気象庁によると、梅雨前線は10日にかけてゆっくり北上する見込み。暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が安定せず、前線活動の活発な状態が続きそうだ。

8日も各地で大雨となり、総務省消防庁によると午後2時現在、6県の87万6千人に避難指示が出た。岐阜、長野両県には一時大雨の特別警報が出たが、その後、警報に切り替わった。

政府は8日、九州などの豪雨について激甚災害に指定する見通しになったと明らかにした。対象地域や支援内容を詰め、今週末にも公表する。

岐阜県下呂市では飛騨川が氾濫し、道路の寸断で孤立する地域があった。九州では大分県、福岡県、熊本県を中心に再び大雨が降った。大分県では日田市で筑後川が再び氾濫したほか、由布市で大分川も氾濫した。九州は死者57人、心肺停止が4人のほか、行方不明者が少なくとも12人に上っている。

8日は大気の状態が不安定となり、浜松市、岐阜県高山市、三重県桑名市で突風による建物被害も相次いだ。

9日午後6時までの24時間予想雨量は多い地域で九州、四国、近畿200ミリ、東海180ミリ、関東甲信100ミリ、北陸、東北60ミリ。その後も降り続ける見通しだ。

浸水した飛騨川周辺の家屋(8日午前、岐阜県白川町)=共同

浸水した飛騨川周辺の家屋(8日午前、岐阜県白川町)=共同

土砂が流れ込んだ岐阜県下呂市の住宅地(8日午前)=共同

土砂が流れ込んだ岐阜県下呂市の住宅地(8日午前)=共同

大雨で増水した飛騨川(8日午前、岐阜県下呂市)=共同

大雨で増水した飛騨川(8日午前、岐阜県下呂市)=共同

大分県日田市の天ケ瀬温泉で玖珠川に流された鉄橋(8日午後)=共同

大分県日田市の天ケ瀬温泉で玖珠川に流された鉄橋(8日午後)=共同

流木が散乱する道路(8日午前、熊本県球磨村)=共同

流木が散乱する道路(8日午前、熊本県球磨村)=共同

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