英グラクソ、田辺三菱子会社と提携 新型コロナワクチン開発で

2020/7/8 2:23 (2020/7/8 2:47更新)
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【ロンドン=佐竹実】英製薬大手のグラクソ・スミスクライン(GSK)は7日、新型コロナウイルスのワクチン開発で田辺三菱製薬の子会社であるカナダのメディカゴと提携したと発表した。臨床試験(治験)を7月半ばに始め、2021年前半の供給を目指す。

英グラクソ・スミスクラインは新型コロナワクチン開発で田辺三菱子会社と提携した=ロイター

メディカゴは新型コロナワクチンの開発に着手しており、ウイルスを模した植物由来の粒子の作成に成功した。GSKはワクチンの強化剤である「アジュバント」を生産している。両社の技術を掛け合わせたところ、初期段階の試験で高い効果が確認されたという。メディカゴの生産拠点を使い、21年末までに約1億回分の生産を目指す。

田辺三菱は13年、米たばこ大手のフィリップ・モリス・インターナショナルと共同でメディカゴを買収した。成育が早く葉の収量が多いタバコを活用することで、従来よりも短期間でワクチンを開発することに成功していた。

GSKは仏製薬大手サノフィとも新型コロナワクチンを開発している。

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