iPhoneに有機ELを採用する理由は?

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2020/7/8 7:00
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2020年7月8日の日本経済新聞朝刊1面に「アップル新機種 有機EL」という記事がありました。米アップルは今年発売するスマートフォン、iPhoneの新機種すべての画面を有機ELにします。なぜ有機ELの採用を進めるのでしょうか。

iPhoneは世界のスマホ市場で3位です。1位の韓国サムスン、2位のファーウェイが有機ELを採用したスマホの種類を増やしており、アップルも対抗します。アップルはこれまでiPhone11 Proなど上位機種にのみ有機ELを採用していましたが、競合をにらんで対応機種を増やします。

有機ELの画面を採用するメリットはいくつかあります。液晶に比べて高精細、かつ薄くて軽い点です。次世代通信規格「5G」に対応すると消費電力が増えるため、大型のバッテリーを採用することになります。有機ELを採用すれば端末全体の重量を抑えることが可能です。5Gサービスがアップルの方針転換を後押しした面もあるといえそうです。

困るのは液晶メーカーです。日本の液晶パネル大手、ジャパンディスプレイアップル向けの売上高が60%を占めており、大きな打撃となります。iPhoneの有機ELはスマホ市場で首位を走るサムスンが提供する見通しです。アップルの方針転換は、パネル関連企業の勢力図を塗り替えるほどのインパクトをもたらすのでしょうか。

20代編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は7月8日の朝刊1面を読んでみてください。

この記事をまとめた人:渡部加奈子
2015年入社。保育・女性活躍の取材を経て、コンテンツマーケティングを担当。2カ月前、iPhone11を買ったばかりで動揺している。
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