千葉県内倒産1~6月は7%減 コロナ倒産増加の懸念

千葉
2020/7/7 19:42
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東京商工リサーチ千葉支店がまとめた2020年上半期(1~6月)の千葉県内の倒産件数(負債総額1000万円以上)は前年同期比7%減の119件だった。上半期では10年連続で200件を下回る低水準となった。新型コロナウイルスの影響で経営環境は急速に悪化しているものの、官民による資金繰り支援策に加え、裁判所などでの破産手続きの遅れから表面化していない倒産も少なくないという。

負債総額は11.8%増の117億円で、負債総額10億円を超す大型倒産は1件だった。件数を産業別に見ると、サービス業が32件で最も多く、建設業(28件)、卸売業(17件)と続いた。従業員数別では5人未満が78件で最多。原因別では業績不振が75件で全体の6割以上を占めた。新型コロナウイルスの影響を受けた倒産は1件だった。

新型コロナ感染拡大による景気失速に加え、5月末に緊急事態宣言が全面的に解除された後も「新しい生活様式」への対応など多くの産業で既存のビジネスモデルの見直しを迫られている。同支店は「感染拡大の終息見通しが立たず、企業倒産の増加要因は山積された状況にある」と指摘。「倒産件数が大幅に増加する懸念がある」という。

6月の倒産件数は前年同月比33.3%減の14件で、負債総額は4.5%減の8億円だった。新型コロナ関連の倒産は発生していないが、結婚式場運営会社が1件、破産手続き中という。

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