次期戦闘機2035年配備へ、量産開始は31年度 防衛省

2020/7/7 18:00
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防衛装備庁は国内企業を中心にした「X2」を試験してきた=同庁提供

防衛装備庁は国内企業を中心にした「X2」を試験してきた=同庁提供

防衛省は7日、自民党国防議連の勉強会に「F2」戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発スケジュールを示した。2024年度に試作機の製造を始め、31年度から量産初号機の製造を開始する。F2が退役を始める35年に配備開始をめざす。

35年までに量産初号機を受領できるように開発スケジュールを組んだ。27年度までに主要な搭載部品の基本設計や製造図面を作製する詳細設計を終える。28年度に飛行試験を開始する。

防衛省は20年度予算に基本設計費など約110億円を計上した。21年度予算案を決める20年末までに開発パートナーなどの枠組みを決める。20年度中に機体を担当する企業の選定や契約を行い、開発体制を築く。

米国や英国とは協力分野の具体化や開発の協業体制について議論する。米国とは日米のインターオペラビリティー(相互運用性)の確保策や米国技術の導入について協議する。日本と同様のスケジュールで次期戦闘機の開発を進める英国とは開発費の分担などで協力の可能性を探る。

政府は18年末にまとめた中期防衛力整備計画で「国際協力を視野に、我が国主導の開発に早期に着手する」と記した。日本がエンジンなど基幹部品を担い、米国から技術支援を受ける日米共同開発を想定する。

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