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中国外貨準備、3カ月連続で増加 6月末

【北京=原田逸策】中国人民銀行(中央銀行)は7日、2020年6月末の外貨準備が前月末より106億ドル多い3兆1123億ドル(約335兆円)だったと発表した。前月比で増加するのは3カ月連続。米ドルの小幅な下落などが外貨準備を押し上げた。

中国人民銀行の本店=ロイター

国家外貨管理局の王春英報道官は「6月は米ドル指数が小幅に下落し、主要国の資産価格は上昇した」と外貨準備が増えた理由を説明した。米ドルがユーロなどに対して下落し、外貨準備で保有するユーロ建て債券がドル換算で膨らんだ。

外貨準備の水準は20年1月末以来、5カ月ぶりの高水準となった。中国の新型コロナウイルスの感染が深刻だった1~3月は外貨準備が減ったが、他国に先駆けてウイルスを抑えこんだ4~6月は増加に転じた。王氏は「経済指標が改善し、経済が良い方向に向かっている。外貨準備の安定に有利だ」とも指摘した。

今後は香港国家安全維持法を巡る米国の中国への制裁が焦点になる。制裁が予想を上回る厳しい内容だった場合、中国から資本が流出して外貨準備にも減少圧力がかかりそうだ。

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