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佐渡汽船、高速カーフェリー売却方針 小木航路の赤字改善に向け

佐渡汽船や新潟県、佐渡市などで構成する佐渡航路確保維持改善協議会(7日、新潟市)

佐渡汽船は7日、赤字が続いている小木―直江津航路の高速カーフェリー「あかね」を売却する方針を明らかにした。運航経費を抑えられるジェットフォイルを新たに導入し、赤字路線の採算を改善する。

同航路は毎年10億円の赤字となっていた。ジェットフォイルへ切り替えれば約4億円赤字幅を圧縮できると見通している。2021年からの運航を目指す。県や佐渡市などで構成する「佐渡航路確保維持改善協議会」に、小木―直江津航路の収支改善策などについて提案した。同協議会で月内にもとりまとめ、正式決定する。

主力の新潟―両津航路は黒字を確保しているが、小木―直江津航路は輸送量が減少し赤字が続いている。航路の維持に向け、15年に就航した高速カーフェリー「あかね」を売却する方針を決めた。代わりとなるジェットフォイルは購入、またはリースを検討する。

修繕費や整備費、船員などの人件費を削減できる。運航期間も現在の3~11月中旬から、4月下旬~10月末までに変更する。

現在は新型コロナウイルスの影響で輸送人員が落ち込んでおり、7月31日まで減便運航している。発表を延期している20年1~3月期の決算は7月10日に発表する。佐渡汽船の19年12月期の連結最終損益は、7億6900万円の赤字(前の期は1億500万円の黒字)、売上高は同4%減の114億円だった。

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