/

中国シノバック、ブラジルでコロナワクチン治験

【大連=渡辺伸】中国製薬会社の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック、北京市)は開発中の新型コロナウイルス向けワクチンについて、最終の第3期臨床試験(治験)をブラジルで始めると発表した。7月に作業に着手する。世界で開発競争が激化するなか、中国は先駆けて実用化を狙う。

中国製薬会社のシノバック・バイオテックは新型コロナウイルス向けワクチンの開発を急ぐ

世界保健機関(WHO)によると、同ワクチンで第3期の試験まで進んだのは英アストラゼネカと、シノバックのみ。同社は7月3日、ブラジル衛生当局から第3期試験の承認を得た。同国の研究所と組んで6州にある12の研究所で行う。約9千人の被験者を募る。

中国で進行中の第2期試験は6月、途中段階の結果として被験者の約90%でウイルスを中和させる抗体が確認できたとしている。第2期試験は2020年末の終了を見込むが、実用化のメドは公表していない。

同社は米ナスダックに上場し、インフルエンザワクチンを中国政府に提供した実績がある。19年12月期の売上高は前の期比7%増の2億4600万ドル(約270億円)。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン