東北の倒産件数、上半期14%増 コロナ関連17件 民間調べ

東北
2020/7/7 16:12
保存
共有
印刷
その他

東京商工リサーチ東北支社がまとめた1~6月の東北の企業倒産件数(負債額1千万円以上)は前年同期比14%増の208件だった。東日本大震災の翌年の2012年以降では最多となった。新型コロナウイルスの影響で資金繰りが厳しい企業が破綻に追い込まれるケースが増加し、飲食や宿泊などサービス業への打撃が深刻だ。コロナ関連の倒産は17件になった。

負債総額は10%減の398億8800万円。倒産が小規模企業に集中したため、抑えられた。6月の倒産件数は37件だった。

5月は新型コロナの影響で裁判所の倒産手続きが進まなかったことから15件と異例の少なさだったが、緊急事態宣言の解除に伴う業務再開で件数が増えたとみられる。

業種別ではサービス業他の倒産が58件と最も多く、建設業(39件)、製造業(32件)、小売業(31件)と続いた。

県別では宮城の66件が最多で、福島(39件)、青森(31件)、岩手(28件)、秋田(26件)、山形(18件)。同支社は「第2波で経済活動が再び悪化した場合、経営を断念する企業がさらに増える恐れがある」と指摘している。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]