多部未華子主演、「家政夫」のコメディードラマ

文化往来
2020/7/14 2:00
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がむしゃらに働く28歳の独身女性を主人公にした連続ドラマ「私の家政夫ナギサさん」(TBS系、毎週火曜夜)が7月7日からスタートした。母の期待を背負って仕事にまい進し、職場でもやり手として知られるが、一人暮らしの家は散らかり放題。見かねた妹が家事を完璧にこなす"スーパー家政夫"の中年男性を姉のために派遣する。仕事も家事もと期待されがちな忙しい現代女性の現実をコミカルに映し出すドラマだ。

TBS系連続ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の一場面

TBS系連続ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の一場面

ウェブで連載中の四ツ原フリコの漫画を原作に実写ドラマ化した。製薬会社でMRと呼ばれる営業職のメイ(多部未華子)が主人公だ。幼い頃の夢は「おかあさんになること」だったが、母から「女性も仕事を」と言われて育ち、今は仕事漬けの日々。売り込み相手の医師を納得させるための専門的な勉強にも忙しく、散らかったソファで寝起きしている。そんなメイのもとに家事代行サービスのナギサ(大森南朋)が現れる。仕事面でも外資系製薬会社のMR(瀬戸康史)が強力なライバルとして登場する。

主演の多部は「メイは一生懸命な女性」と語る。「仕事が忙しいから家事がおろそかになる。家事をしようと頑張り過ぎて結局何も手をつけられなくなる。一つ一つのことが共感できると思い演じている」という。これまで荒っぽい役どころが多かった大森は、エプロン姿で家事をこなす穏やかな中年男性ナギサ役に挑んだ。「(ナギサは)他人のことを考え、他人のために生きようとしている人。基本的に真面目というところは自分に似ていると思う」と大森。

連続ドラマ「私の家政夫ナギサさん」に出演する大森南朋(左)、多部未華子(中央)、瀬戸康史(右)

連続ドラマ「私の家政夫ナギサさん」に出演する大森南朋(左)、多部未華子(中央)、瀬戸康史(右)

編成担当の松本友香氏は「火曜夜は女性を応援するような番組を放送してきたドラマ枠。原作漫画を読んで、働く女性に共感してもらえると思った」とドラマ化のきっかけを語る。岩崎愛奈プロデューサーは「以前に比べると圧倒的に働く女性が増えている一方、昔ながらの女性観が根強くあり、仕事も家事もと頑張り過ぎてしまう女性が多いのではないか。そうした世の中の女性たちに、誰かに助けを求めたり、肩の力を抜いたりしてもいい、ということをドラマを通して届けたい」と話している。

(関原のり子)

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