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膵炎薬と抗インフル薬、併用で重症患者改善 東大

東京大学は、新型コロナウイルス感染症の重症患者11人に膵炎(すいえん)薬のナファモスタット(フサン)と、抗インフルエンザ薬のアビガンを投与し、10人で症状が改善したと発表した。効果を示すにはより厳密な臨床研究で確認が必要だが、2つの薬の併用が有効な治療法の一つになる可能性があるという。

36~75歳の男性10人と女性1人に投与した。集中治療室(ICU)に入ってから48時間以内に投与を始め、最大で14日間投与した。

11人のうち10人の症状が軽くなった。1人は亡くなった。症状が改善した人のうち、4人は人工呼吸器、3人は人工心肺装置(ECMO)も必要だった。

海外の報告では、ICUでの治療が必要な患者のうち、人工呼吸器が必要なのは70~90%で死亡率は30~50%。今回の死亡率は海外報告よりも低かった。

フサンは細胞にウイルスが侵入するのを防ぎ、アビガンは細胞内でウイルスが増殖するのを抑えるとされる。薬の働き方に違いがあるため、併用で効果が高まるとの期待がある。

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