山梨県の倒産、20年上期の負債総額65%減 民間調べ

山梨
2020/7/6 18:48
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東京商工リサーチ甲府支店がまとめた2020年上期(1~6月)の山梨県内の企業倒産状況(負債総額1000万円以上)によると、倒産件数は前年同期に比べ1件増えて18件だった。1989年以降で最少だった19年に次いで2番目に少なかった。負債総額は23億2100万円で、前年同期に比べ65%減った。

山梨県の倒産は低水準にとどまっている(甲府盆地)

業種別では、建設業が5件で最も多く、製造業や卸売業、小売業が続いた。理由は販売不振など不況型倒産が89%を占めた。

同支店は「金融機関が資金繰り支援を続けているため、企業倒産は低水準で推移している。小規模企業の倒産が中心で、負債総額も10億円以上の大型倒産がなく、大幅に減った」と指摘した。

今後の見通しについては「山梨県内も新型コロナウイルスの影響を受ける産業が拡大している。体力の乏しい中小・零細企業は先行きが見通せず、廃業を促すきっかけにもなり得る。手形の不渡り猶予措置のため、数字に表れた企業よりも経営が厳しい企業は多いとみられ、注視が必要だ」と分析している。

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