東北各県、コロナ再拡大警戒 経済自粛は慎重姿勢

2020/7/6 18:44
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新型コロナウイルスの感染が東京で再拡大していることについて東北各県でも警戒感が高まっている。山形県では約2カ月ぶりに感染者を確認し、空港での検温活動を再開した。他県も感染防止の呼びかけを強めているが、経済活動の自粛については慎重な姿勢だ。

サーモグラフィーで体温をチェックし、感染拡大防止を呼びかける活動を再開した山形県(4月25日、山形空港)

山形県は4日に20歳代男性の感染を確認、6日にはその同僚の感染も発表した。男性は東京から来訪し、その後に感染が確認された友人と行動をともにしていた。県は5日から山形、庄内両空港で羽田便を対象にサーモグラフィーでの検温を再開。8日には宮城県と「新型コロナを共に乗り越える宮城・山形共同宣言」の署名式を開く。

宮城県内でも3日、東京観光に行った女性2人の感染を確認。村井嘉浩知事は6日の定例記者会見で「県をまたぐ移動には注意して行動してもらいたい」と呼びかけた。

青森、岩手、福島の各県知事も6日の定例記者会見で注意喚起。「東京都の感染状況を見極めた対応が大切。東京に移動する際は慎重に行動してほしい」(福島の内堀雅雄知事)などと求めた。ただ、村井知事は「経済行為を止めることなく対策することが重要」と指摘。青森県の三村申吾知事と同様に移動自粛は求めない考えを示した。

感染者ゼロが続く岩手県の達増拓也知事は「科学的裏付けなしに緊急事態宣言はしない方がいいと思う」と述べ、再発令に慎重な見方を示した。

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