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NEC系、漆器調スマホケース バイオ素材を商品化

NECプラットフォームズは自然環境下で分解可能な新開発のバイオプラスチック素材「NeCycle(ニューサイクル)」の販売を始める。素材の特長である深みのある黒色を取り入れた漆器調のスマートフォンケースを開発。インターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)の仕組みを活用して生産、販売する。

NECプラットフォームズの「NeCycle(ニューサイクル)」を使ったスマートフォンケース

「ニューサイクル」は漆器に似た高級感のある黒色で、塗装せずに自由に成形できるのが特長。NECが2018年に開発した。原料の半分に木材や麦わらなどの非可食植物を使い、食糧問題に影響を及ぼさないようにした。海中では4年程度で分解される。製造や品質保証の体制が整い、このほど量産化に成功した。車の内装や時計などでの使用を想定する。

スマートフォンケースの柄はすべて漆器調で、6種類をそろえた。伝統的な蒔絵(まきえ)を再現した3種の柄は、漆芸家の下出祐太郎氏が手掛けた。桜模様の「爛漫(らんまん)」は価格が1個5940円。デザイン会社のkenma(東京・新宿)によるモダン柄3種も用意した。

6月29日から8月28日まで注文を受け付け、9月末から順次発送を予定する。クラウドファンディングでは100万円の資金調達を目標としており、2日間で達成した。

NECプラットフォームズは「ニューサイクル」の関連事業で2025年度に年間50億円の売り上げを目指す。

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