ドミニカ共和国大統領選、野党勝利 16年ぶり政権交代

2020/7/6 17:07
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【メキシコシティ=宮本英威】カリブ海のドミニカ共和国で5日、大統領選が実施された。開票結果で優位に立った野党・現代革命党(PRM)の候補で、実業家のルイス・アビナデル氏(52)が勝利宣言した。政権交代は16年ぶりとなる。与党の汚職や新型コロナウイルス対策を批判して支持を広げた。

支持者の声援に応えるアビナデル氏(5日、サンティアゴ)=ロイター

スペイン通信によると、開票率は32.33%で、アビナデル氏の得票率は53.05%。与党・ドミニカ解放党(PLD)のゴンサロ・カスティジョ前公共事業・通信相(59)の37.33%を上回った。

アビナデル氏は5日夜、ツイッターへの投稿で「変化を求める票が上回った」と勝利宣言した。選挙戦で訴えた政府運営の透明化や輸出強化などに取り組むことになる。新大統領の任期は4年で8月16日に就任する。一方のカスティジョ氏は敗北宣言を出した。

大統領選は本来5月17日に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期された。国際通貨基金(IMF)によるとドミニカの実質経済成長率は2019年まで6年連続で4%超と中南米で有数の高さだった。20年は09年以来のマイナス成長が見込まれる。失業率が上昇する恐れもあり、新政権は迅速な対応が求められる。

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