新型コロナが輸出下押し チリ・ブラジルで銅や食品
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【サンパウロ=外山尚之】新型コロナウイルスの感染拡大が続く南米で、輸出が相次いで下押しされている。チリでは銅の鉱山が操業を停止し、中国ではブラジル産の食品を敬遠する動きが出てきた。各国とも1次産品の輸出依存度が高く、低迷する経済のさらなる打撃となりそうだ。
銅生産世界大手のチリ公社コデルコは6月下旬、新型コロナの感染拡大から北部のチュキカマタ鉱山で操業を一部停止すると発表した。チリは人口1900万...
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