コロナ対応融資、中部10信金で4000億円 6月末までに
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愛知、岐阜、三重の中部3県に本社を置く主要10信用金庫の2020年3月期決算がまとまった。新型コロナウイルの感染拡大で資金繰りが悪化した企業向けの融資の増加などで6信金の貸出金が増えた。6月末までの10信金合計のコロナ対応融資の実行額は4000億円となった。金利低下で利息収入が減り、本業のもうけを示す実質業務純益は半数で減少した。
貸出金の伸びが最も大きかったのは西尾信用金庫だ。3月末時点の残高は...
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